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営業にとっての売上とは何?

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営業と売上の関係が分からない
なぜ営業は売上が大事だと言われるのか分からない
営業は売上が上がればそれで良いものなのか分からない

こんな方におすすめの記事となります。

この記事を読むことで、営業にとって売上がどういうものかをザクッと把握することができます。

この記事を書いている私は、20年以上にわたって営業職一本でサラリーマンをやっています。
営業成績は20年間の累計粗利益高で全社首位です。
この記事があなたにとって何かしらの参考になれば幸いです。

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営業にとっての売上とは何か

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売上が注目される理由は?

営業は売上をメインにその実績を語られることが多いです。

これはなぜでしょうか。

これは会社側からすると売上という物差しで測っておけばある程度の経営的な予測が立てやすいからです。

経営者は財務諸表で会社の状態を把握しますが、ここで売上高を確認しておけばおおよその利益が分かるからです。

会社にとっての売上高と利益は大体の比率が分かっているため、売上金額に注目することで手元に残る利益も大体分かるというわけです。

よって、経営者からして見れば営業の売上高を気にしておけば会社における経営状態の全体像を掴めるという事から真っ先に売上はどうかという言葉が出てくるのです。

他にも社会における経済的な影響力を測る物差しでもあるので、会社の見栄としても気にする経営者が結構います。どれだけのお金を動かしたかということは経済の血液循環量を示す売上という数字でも示されるので、社会の中での経済的な影響力を持っていると他者に分かる売上金額というのを気にする経営者は意外と多いです。

売上が上がれば良いのか?

では、売上が上がれば良いのでしょうか?

私の答えは「NO」です。
売上は経営者にとって見れば物差しの一つであることは間違いないのですが、財務的には売上から諸経費(これを正味という意味でNETと呼んでおきます)を引いたものの残りが一番重要なものだからです。

つまり、売上からNETを引いて手元に残った利益が一番重要なのです。

NETを引いた利益が0円だったならば例え売上が1000兆円あっても自社の利益にはなりません。
社会経済を全力で回したに過ぎず、タダ働きをしたといっても過言では無いでしょう。
社会のためにはなったかもしれないけれども会社のためにはなっていないということです。

更に例えば売上が1000兆円あったとして、その回すお金はどこから来たのでしょうか。

ポケットマネーということはあり得ないのでどうやら銀行から借りている可能性が高そうですね。ということは、利息を取られますので銀行は儲かりましたが、あなたの会社は全く儲かりませんでした。銀行に貢いで終わり、ということになるわけです。

売上よりも大事なものは?

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売上よりも大事な物はズバリ利益です。

利益額が大きければ、極端なことをいえば売上は少なければ少ないほど良いです。
同じ利益を上げるにも売上金額が少ない方が良いわけです。
なぜならば、同じ利益を上げるために用意しなければならないお金が少なくてすむからです。

用意するお金が少なければ少ないほど銀行などから借りるお金も少なくなります。

つまり利息も少なくてすみます。

また、資金繰りも楽になるわけですから、利益は多く、売上は少なくというのが経営的には楽になります。

少ない資金で利益を最大化させるのが重要であるということです。

売上金額に対してどれくらい儲けの比率があるのかということを計るのが利益率です。

この利益率が高ければ高いほど、そしてその利益高が高ければ高いほど良いということになります。

売上よりも粗利益高と利益率のほうが重要

 

営業は売上の話になりやすいのですが、一番重要なのはいくら儲けたかです。

ですので、売上に注目するよりもいくら儲けたかに注目する必要があります。

売上がいくらあっても儲けが無ければダメなのです。

ここでは最後に利益率の出し方を記しておきます。

利益率(%)=(売上金額ーNET)÷売上金額×100

この利益率が会社平均よりも高くなれば、売上が会社の平均と同じであったとしても会社におけるあなたの価値は高くなります。

逆に売上が会社平均であるにもかかわらず、利益率が低いとあなたの会社における貢献度は下がることになるわけです。

売上だけを追いかけるのでは無く、利益率に注目できるようになると営業マンとして一皮むけたことになります。

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