テレワークの実施は会社にとってのメリットが多い

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テレワーク 実施 会社

テレワークを実施する会社には何が起きるのか知りたい
テレワークを実施する事で会社にどういうメリットがあるのか知りたい
逆にテレワークを実施する事で会社にどのようなデメリットがあるのかを知りたい

こんな人にお勧めの記事となります。

テレワークを実施する会社がどのようなメリット、デメリットがあるのかが分かるようになります

この記事を書いている私は、20年以上営業マンとして会社で働いています。2020年4月初旬から有休などを駆使して自主的にテレワークを推進、4月中旬から会社でも本格的にテレワークが始まり6月5日現在まで一切会社に出社して業務を行っていませんが、何の支障も無いばかりか、会社側にとっても社員側にとっても非常にメリットが多いと感じています。緊急事態宣言が解かれたため会社もテレワーク体制ではなくなったのですが、あまりにもメリットが多く、何の支障も無かったので個人的にこのまま6月下旬まで会社と交渉しテレワークを延長する予定です。
この記事を読めばいかに営業がテレワークに向いているか、会社にとってメリットがあるかが分かります。

テレワーク実施が会社にもたらすもの

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テレワークのメリットまとめ

結論から先に記します。

テレワークを導入することで発生するメリットは大きく分けて3つです。

1:会社における固定費、および諸経費の削減

2:通勤による社員の心身疲労の削減

3:目に見えないムダの削減

テレワークのデメリットまとめ

続いてデメリットです。

1:個人の持ち分として社員側に費用が発生する可能性がある

2:通勤時間を使用して何か(勉強など)をすることはできなくなる

3:社員間のコミュニケーション機会が減る

テレワークを実施すると会社に何が起こるのか

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テレワークを実施する会社には何が起こるのでしょうか。

私の勤めている会社では業務的な支障は特に起きませんでした。

業務に大きな支障が出るかと思われましたが、全くといって良いほど出ませんでした。

むしろ、普段会社で行われていることが相当ムダを含んでいたと言うことが判明しました。

無駄というのは例えば「ムダばなし」「ムダな印刷」「ムダな書類の回覧」「ムダな会議」「ムダな通勤時間」「ムダな指示」あらゆるムダが判明するという事が起こりました。

これらのことはもしかしていらなかったんじゃないのか?

そういう疑念が浮かび上がりました。

むしろ、居場所としての会社というものが浮き上がってしまったのです。

不思議なことに、私の勤めている会社ではテレワークをできるのにしたくないという人たちが現れました。

理由は様々ですが、共通していたのは居場所としての会社が無くなるのが困ると言うことでした。

家に家族がいるので居づらい、家でひとりぼっちになるのが嫌だ、家にいてもつまらない、何かリズムが狂う、といったようなことがその主な理由のようです。

これらは、職務と何の関係もないことが特徴です。

つまり、会社は会社員に居場所を提供していたという側面もあったのです。

なぜならば、会社にいなくても業務はできる事が分かったのですから。

ただし、テレワークができない職種もあります。

例えば、現場で警戒に当たる警察官、医療従事者、自衛隊の方々、流通関係の方々、社内においても倉庫内で製品の出荷を担当する職種の方々、物理的に体を利用して職務に当たる方々はテレワーク自体無理です。

ですので、わざわざ定義するまでもないのですが、ここでの話はこういった方々を対象としていません。

テレワークを実施する会社に発生するメリット

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会社側でテレワークを実施すると多大なるメリットが発生します。

以下にメリットを羅列していきます。

  1. 通勤定期代という固定費が削減される。
  2. 通勤時における事故などのトラブルから社員を守れる
  3. 通勤時間が無くなることで社員の心身の負担が減る
  4. 書類などをプリントアウトする為の費用がなくなる
  5. 業務における曖昧な指示が少なくなる
  6. 働く場所が不要になるため、事務所面積を小さくでき不動産費用も減る
  7. 社員間のムダ話が減る

個別に内容を記します。

 

1.通勤定期代という固定費が削減される

私の場合は都内までの通勤費用が月に33,500円かかっています。

年換算にすると402,000円です。

会社は約40万円の固定費を年間で削減することができるわけです。

なかなかの金額です。

まるまるボーナスにでも乗っけて欲しいです 笑

2.通勤時における事故などのトラブルから社員を守れる

めったにないことですが、通勤時に事故に遭うことから社員を守れます。また、電車が遅れることで業務に支障が発生することもよくあることです。特に電車などの公共交通機関の遅れについては日常茶飯事ですのでこういった厄災から会社を守れることも重要です。

 

3.通勤時間が無くなることで社員の心身の負担が減る

そもそも会社側にとってみれば社員がどのようにして会社に出社してくるのかはどうでも良いことで、通勤時間が0分であろうが、3時間かかろうが対して関係の無いことです。一方の社員にして見れば、通勤時間は社員側の持ち出しですので、純粋な負担でしか有りません。満員電車で揉みくちゃにされて体力を消費するということになるだけですので、会社に着いたら先ず一息ついてしばらくしてから仕事に入るというのが当たり前になってしまっている場合もあります。自宅で仕事ができる場合はこういった事が一切無いので社員を疲弊させないと言うことは会社側のメリットになります。

 

4.書類などをプリントアウトする為の費用がなくなる

会社内で業務をするとどうしても紙に印刷したい欲望が出てきます。データ上で処理できるにもかかわらず、便利だからと言うことで気軽に紙に印刷をするのです。しかも、場合によっては早いからという理由で高価なレーザープリンターでバンバンカラー印刷したりします。印刷のインク代はレーザープリンターの場合は非常に高価ですので、馬鹿にはなりません。

また、印刷すると紙を消費しますのでゴミも発生します。

テレワークの場合は自宅でゴミが発生するのが嫌だという理由から印刷する行為自体を控えるようになります。いや、そもそも印刷自体が不要な場合が多いです。

この記事を書いている私は、テレワーク中に印刷をしたことは一度もありません。今は、書類のやりとりもメールでできますので自宅では印刷が必要になることは色味の確認などの他にほとんどありません。

よってプリントアウトするための印刷にかかる諸費用がほとんどなくなるメリットが会社側にあります。

 

5.業務における曖昧な指示が少なくなる

オフィス内である場合は、声での指示ができますので「おい、あのあれやっといてくれよ」「これ前と同じ感じで適当に返事しておいてよ」といった曖昧模糊とした発言が飛びます。

しかし、言われた方は、何をすれば良いかは類推して進めるか、忖度して進めるといったようなことが起こりえるため、やった仕事を差し出した際に、「違う、俺の言ったことが分からないのか?」「理解力が無い奴だ」「仕事のセンスがない」といったような根拠に乏しい発言やムダなやりとりが発生します。

これは一見すると、言われた方が仕事の処理に手間取っているような印象を与えますが、実際は指示した側の人間も理解していない、分かっていないため押しつけただけ、といったことがあります。

これは時間の無駄であるばかりか、面倒だから仕事を下の者に押しつけるといったような事につながります。押しつけられた方は分からないなりにも処理しなければならないので、更に多大なるムダが発生します。

会社にとってはムダなやりとりや時間が発生しますが、損害が生じても言葉や感情として消えていきますので損害とは分かりません。しかし、最終的には勤務時間という形で消費されるため会社にとって不要な損失には違いありません。

一方のテレワークでは簡単には声がけができないので、事前に何か仕事を依頼する際はメールやフォーマットをしっかりと埋めて依頼しなければなりません。文章だけでは伝わらない細かな確認事項については電話で説明することになりますが、電話をする行為自体が双方にとって面倒であるため事前に不明点を確認するようになり、仕事がスムーズになります。

逆に言うと、新入社員や業務処理において独り立ちできていない人、先輩のフォローが必要な方など、業務指示ができない人はテレワーク自体ができません。会社にとっては費用がかかることですが、出社させて他人のフォローを受けながら仕事をすることになります。

6.机や働く場所が不要になるため、事務所面積を小さくでき不動産費用も減る

テレワークになることで個人専用の机がいらなくなります。

自分の机という形ではなく、共有場所としての机があれば良いと言うことになります。

自分専用の机には色々と根っこが生えてしまうため、不要なものも置かれることになりますので、こういった場所をとる物もなくなります。

よって共有デスクがありさえすれば会社に立ち寄ったときに使用できるのでそれで良いと言うことになり、今まで個人用デスクとして場所を占有していた面積が消えます

最終的には事務所面積自体も小さくできるため、不動産にかかる固定費も減らすことができるようになります。

7.社員間のムダ話や作業が減る

社員同士のムダ話や作業が減ります。ヒマな人余計な仕事を発生させようとする人から遠ざかることができるため、本当に必要な事しかアクセスが来なくなります。これによって、今までだと一見仕事に見えるものの実際には仕事とは言えないようなムダな作業や話題がなくなります。仕事の要素がハッキリとし、非常に効率的な仕事環境が成立し、時間的な余裕が生まれます。

テレワーク導入のデメリット

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メリットとデメリットは表裏一体の関係にありますので、当然なんらかのデメリットが発生しますのでこのことについて考察してみたいと思います。

ここではデメリットについて記していきます。

  1. 定期代が無くなる事に主なデメリットはない
  2. 通勤時のトラブルがなくなることに主なデメリットはない
  3. 通勤時間が無くなることで発生するデメリットはほとんど無い
  4. 書類などを極力プリントアウトしないという利便性におけるデメリット
  5. 業務においてザックリとした指示がしにくくなる
  6. オフィスは不要になるが、仕事をする上での設備は必要
  7. 社員間のムダ話は減るが社員間のコミュニケーションも減る

 

1.定期代が無くなる事に主なデメリットはない

定期代がなくなることは会社にとっては固定費が減ることになりメリットとなりますが、個人にとってみれば無くなっても良いものなのでデメリットは発生しません。ただし、人によっては「1ヶ月分の通勤費相当」の入金がなくなることで、6ヶ月分の定期を購入するなどして差額を浮かせていた人はその分が手元に来なくなります。そういった事を当てにしていた人にとってはデメリットと言えなくもありませんがが極めて微々たる物です。

2.通勤時のトラブルがなくなることに主なデメリットはない

会社にとっても社員にとっても通勤時間が丸々浮くことになるのでデメリットはないといえます。ただし、通勤時間を考え事などに当てるという人もいるため、今までとは違った時間の使い方が求められるということはあります。通勤時間でないと集中できないといった人もいるようですので、こういった時間の活用をしていた方々には残念なことなのかもしれません。

ただし、時間は生まれますので集中できる環境を新たに構築すれば良いと言うことになります。

3.通勤時間が無くなることで発生するデメリットはほとんど無い

通勤時間は多くの人にとって心身を疲労させることですので、これがなくなることはデメリットとは言えません。会社にとってみれば仕事をしてもらうことが重要ですので、通勤時間にはさしたる興味も無いのが事実です。しかし、通勤時間が無くなることでメリットが発生しない場合はあります。たとえば、会社の隣に住んでいる場合などは大したメリットもないでしょう。更に言えば、会社の近くに住むために高めの賃貸のお金を支払っている場合は、通勤時間が短くなると言う従来の(お金で買った)メリットがなくなるため、損をしたと感じる人は出てくるかもしれません。

4.書類などを極力プリントアウトしないことによるデメリット

紙にプリントアウトする良さは、電気代がかかることもなく、起動時間もかからず、ぱっと紙面全体を見渡し、色味などをかくにんする事が容易であるといった事が挙げられます。書類にしないことでこれらの事ができなくなりますのでデメリットにもなり得ます

しかしながら、実際にプリントアウトする必要があるのもはあまり存在しません。電子媒体で十分な場合が多いです。

打ち合わせなどで一つの図面や図案の色味などを指さしながら行う作業が発生する場合はプリントアウトすれば良いのですが、自分だけが見る場合であれば、モニターに映る物を確認する事で事足りてしまう事が多いのです。

必要以上にプリントアウトする事が無くなるため、ムダなインク代、紙ゴミ代を発生させないという意味の方がメリットとして大きな物になると思われます。

5.業務においてザックリとした指示がしにくくなる

テレワークでは適当な指示による丸投げができません。その場にいるという状況では、「おい、これやっといてくれよ」といった丸投げ指示ができます。これは、とても効率の良いことである反面、悪用も簡単にできます。指示されても証拠が残らないため、言った言わないに持ち込まれることが多く、悪意の有る人の場合は後になって語気を強めて「言った」と言い張ることで問題をうやむやにできることが多々あります。また、言われた方も立証のしようが無いので我慢するしかないということが良く起こります。そして時間だけが消費されるという最悪の形です。

これはどの職場においても日常的に行われていて会社側としてはほとんど手出しのできないムダでした。

しかし、リモートワークにすることで、業務の指示をフォーマット化し、指示の内容を明確化させることが可能になります。

ザックリとした指示ができなくなるという不便さは発生しますが、ザックリとした無茶な丸投げ指示をされなくなるというメリットもあります。

業務上で一番面倒なのは、丸投げです。

丸投げは、投げた方は良いのですが、投げられた方はとんでもなく煩雑な処理をすることになるので会社にとってみれば何もメリットとなっていないのが注目すべき重要なところです。煩雑な処理に時間がかかる仕事が発生したに過ぎず、足下を蝕まれているだけなのです。

ですので、あうんの呼吸で仕事を振る、ということはできなくなりますが、同時にめちゃくちゃな仕事の振られ方もしなくなるため、会社としては的確な仕事が個々人できているかが明確になり、問題の所在を把握しやすくなります。

よってデメリットだけが目立つということはありません。

6.オフィスは不要になるが、仕事をする上での設備は必要

オフィスがなくなることで会社にとっては固定費削減となり大きなメリットがありますが、個人はどうでしょうか。家に居場所があれば良いのですが、家にいることもままならない人たちは行き場所を失います。当然カフェやレンタルオフィスで仕事をすることになります。家で仕事をすると言っても個人には不動産代はかかりますので、仕事に使用するスペース代は会社が持つ必要があり、屋外のカフェなどで仕事をする人たちに対しても相応の費用を支払う必要が出てきます。

また、業務を行うためのPCや通信設備の用意なども必要であるため、持ち分の計算方法が曖昧な状態が生まれかねません。このあたりはまだ制度化もできていない会社が多いため、かかる費用面などの手当が決まるまでは個人としては費用的なデメリットが発生する可能性があります。

また、リモートで仕事を行う際に営業職などは土日休日時間外関係なく客先から電話などがかかってくることも多く、無視すると客先からの評価が下がるため、サービス残業となることを承知で対応している方も多くいると思われます。

こうなると残業時間が曖昧になりますので、みなし残業などの取り決めが必要になるかもしれません。

7.社員間のムダ話は減るが社員間のコミュニケーションも減る

社員間のムダ話は減るのですが、同時にコミュニケーションの機会も減ります。ただ、コミュニケーションがどこまで必要かというのは微妙な問題ですのでデメリットとしてはそこまで色濃く出るものでも無いと思われます。

リモートワークでは仕事の要素だけを切り取って処理していくことになりますので、直接会ってコミュニケーションをとる必要がある仕事はそもそもリモートに向いていません。

しかし、営業や仕入れと言ったような業務であれば、ほとんどの場合はリモートですみます。直接会う必要がある場合のみ出社するなり客先に赴くなりすればすむ話ですので、実際のところ今までとっていたコミュニケーションが、仕事上では不要なコミュニケーションであったと言うことも多々あります。

誰々さんの仕事だから優先的にやる、といったことは起こりえますが、仕事の要素から言うと関係なく、単なる個人的な感情ですので仕事の本分から見るとさしたる問題にならないのが現実です。

むしろ直接会うから問題が発生すると言うことも多々あるので、このメリットとデメリットはトレードオフの関係にあると思われます。

そして、何よりもテレワークでは直接会うことがないことから、より高度なコミュニケーション能力の高さが求められます。

これはやってみて分かったのですが、コミュニケーションが苦手な方はリモートワークでもトラブルになりやすいです。つまり、他人への配慮が欠けている人はリモートワークでも同じ問題を発生させます。

例えば、「メールに対する返信が無い」「依頼した仕事を完遂したのかしていないのか報告しない」「分かったのか分からなかったのか意思表示をしない」こういった事が起こります。

ですので、リモートワークであってもコミュニケーション能力は重要な要素であることは変わり有りません。

結論

会社側には費用的に大きなメリットがあり導入する価値があります。社員側にも通勤がなくなるといったメリットはありますが、費用負担などの面で不透明になる部分が出て来ると思われます。

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