売上に対する利益率の計算式はこうだ!

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売上に対する粗利益率の計算方法が分らない
粗利益率と言われたが計算式が分らない
粗利益率と売上の関係が分らない
粗利益率がなぜ重要なのか分らない

こんな人におすすめの記事となります。

この記事を読むことで売上に対する利益率の計算方法が分るようになります。

この記事を書いている私は20年以上営業マンとして会社で働いています。
営業成績は過去の累計粗利益高が全社1位です。
会社平均の粗利益率は23%ですが、私の平均粗利益率は40%強です。
何にも増して利益率を注視してきたのでアドバイスができるかと思います。

売上に対する利益率の計算

売上 粗利益率 計算

売上に対する粗利益率はこう計算します

先ず粗利益率の計算式を下記へ記します。

粗利益率=(売上ーNET)÷売上×100
例:(10,000円-5,000円)÷10,000円×100=50%
この例を元にすると10,000円の売上金額に対してNETが5,000円の場合の例です。
売上10,000円に対して50%が利益になっているということを表します。
つまり、この商売は粗利益率50%ということになります。
手元に5,000円用意してそのお金で製品を作って売ったら5,000円儲かったということになります。
業種にもよりますが、なかなか資金効率の良い商売であったと言えそうですね。

粗利益率とは何か

粗利益率とは売上に対するざっくりとした儲けの率を言います。

まず、粗利益が売上に対してどれくらいあるのかが重要になります。

この率が低いと経営が苦しくなったりします。

この率を無視して適当に売っていては、売っても売っても儲けが残らない、めちゃくちゃ忙しいのに赤字になるということになりますので、重要な指標と言えるでしょう。

ただし、この利益率というのは業種によって全く異なっていますので、一律に世界標準値があるわけではありません。

薄利多売の業種では当然平均的に利益率は低くなります。

例えば商社なんかがそれに当たります。

商社は物を右から左へ渡すだけでやっていることは売りたい人と買いたい人のマッチングです。ですので、製品を製造する機械も不要で、かつ工場もいりません。場合によっては在庫すらいらないのでこういった固定費がかかりません。

更にマッチングに特化すれば物すら中継する必要も無く、伝票を右から左に流すだけになりますので、会社の資産もほとんどいらなくなります。

まさに電話一本で商売ができるというやつです。

この場合は、製品にのせる利益幅も少なくなるのが常です。

商社の仕事は製品を作ることではなく、紹介料のようなものでしかないわけですから、製品そのもので儲けているわけではないのです。

よって、数パーセントの粗利益率で多く回すということが仕事になるわけです。

逆に、メーカーの場合は製品を紹介して回ることが仕事の中心になるのではなく、製品を作ることが仕事の中心になりますので作った物を高く売る事が重要になります。高く売るためには良い製品が必要になりますので、物を作ることに注力するわけです。

すると、他社とは異なる価値を提供できる製品しか生き残れなくなるので、そういった製品は利益率が高くなります。他社にもある製品は量産化してスケールメリットを生かし安値競争に突き進まざるを得ないのでどこかで無理が来ます。

よって、無理が来た製品からはメーカーは撤退するため、結局メーカーとして残れるのは利益率の良い製品を製造している会社だけになります。

ですのでメーカの利益率が商社よりも高いというのは当たり前のことなのです。

なぜ利益率が重要なのか

利益率 重要性
では、なぜ利益率が重要なのかについて記したいと思います。
プロの営業マンでも無い限りは普通の場合、儲けを計算するときにはかかったお金の何倍で売れたかを計算しようとするはずです。
小学校から習ってきた計算方法ではそちらの方が感覚的に計算しやすいからです。
NETが5,000円のものを倍で売ろう、とか、1.5倍で売ろうといったような思考回路をたどるはずです。
ですが、これだと売上に対しての効率は分りにくくなってしまいます。
会社側がNETに対する倍率を聞かずに、利益率を聞いてくることには理由があります。
まず財務的な判断は○○%アップなどのように率で求めていくため、何倍かと言うことでは分りにくいのです。
また、会社の経営者からすると、売上金額に対する利益の比率が分らないと効率の良い経営ができているのか分り難くて仕方ありません。
売上金額だけを報告されても効率的に働いているのかは分りません。
そこで、利益率という指標を持ってくることで、効率を判断できるようになるわけです。
高効率で回せれば、銀行などからの借り入れも少なくてすみ、金利の支払いや資金繰りも楽になります。
利益率を無視して売上を重視し、利益金額だけの報告をもらっていては気がついたら効率の悪い経営になっていて、資金がショートする恐れすら有ります。
自社における通常の利益率よりも異様に低い率が出ている場合は何か異常事態が発生していると言うことも分るわけです。
利益率を見れば、商売の質が分かるというわけです。
質の良い商売を行っていれば自ずと利益率は高いものになりますし、逆もまたしかりです。
自社の利益率を見れば、商売の調子が分かるわけです。

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